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予防接種と診療科目

予防接種のご案内 vaccination-

予防接種について
定期接種である3種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)、MRワクチン(麻疹、風疹混合ワクチン)接種を行っています。電話予約制です。
任意接種である水痘(水ぼうそう)ワクチン、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンも行っています。
予防接種
水痘ワクチン
水痘ワクチンは高齢者等の免疫力低下に伴い罹患する帯状疱疹(ヘルペス)の予防効果があるため任意接種を推奨されております。帯状疱疹は特に夏場に疲れがたまって手足、体に痛みを伴う発疹で来られます。特効薬は有るのですが治療が遅れたり、薬がすぐに効かなかった患者さんは一定数に強い痛みが後遺症として残る場合があり、近年ワクチン接種が注目されています。
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンは流行予測されたウイルス株を4種類含んだもので、接種後2週間程度で免疫が獲得され5カ月間程度維持されるといわれています。 最近はワクチン接種を受けてもインフルエンザにかかってしまった等、有効性が問題になっておりますが、やはり接種したかたがかかった場合では症状が軽くすむという印象を持っています。
当院では毎年10月1日にワクチン接種を開始し、例年400人ほどに接種しています。大阪市在住の65歳以上のかたには大阪市から補助があります。予約は必要ありません。
肺炎球菌ワクチン
高齢者の死亡原因の多くが肺炎ということで平成26年10月からB類疾病に対する定期接種に肺炎球菌ワクチンが加わりました。これも自らの意思で接種を希望する者のみに接種が行われるワクチンです。大阪市では65歳以上のかたに補助があります。接種者の殺到を避けるために生まれ年で通知があり5年に一度初回のみの補助です。一度の接種で5年程度免疫があるといわれています。予約制です。

診療科目のご案内 information-

天野クリニックでは、整形外科の専門領域だけでなく、一般内科も診察しております。

  • 整形外科

    頭(頭蓋骨や脳神経)と内臓を除くすべての骨や関節、筋肉、腱、靱帯、神経、椎間板、四肢(手や足)の血管・皮膚等の外傷および障がいを取り扱う専門医です。
    肩こりや関節痛、労災・交通事故等何でもお気軽にご相談ください。

  • 一般内科

    高血圧症・糖尿病・高コレステロール血症などの慢性疾患から感冒インフルエンザなどの一般内科まで。
    また、病状により、消化器・循環器の専門内科医をご紹介いたします。

  • リウマチ科

    ステージⅠ~Ⅳのリウマチ患者さんの診療をしております。日本リウマチ財団登録医。

  • リハビリテーション科

    柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師などの有資格によるリハビリテーションをおこなっております。

  • 東洋医学・漢方

    日本鍼・皮内鍼を用いた鍼治療と、生薬・エキス剤を用いた漢方医療。

    ※鍼治療は予約制です。

  • 一般外傷外科

    手足の切り傷・刺傷・組織損傷・たこ・魚の目・巻き爪等の診療をおこなっております。

  • 装具・コルセット作成

    義肢装具士により治療用装具の作成をいたします。外反母趾・偏平足・開張足などに足底装具。膝の痛みに対する装具、サポーター。腰痛サポーターなど。

  • 在宅医療・往診

    御高齢の方、通院困難な方を対象に往診や、訪問介護・リハビリテーションをしております。又、近隣訪問看護ステーションと連携して定期的な在宅診療をいたします。

  • 企業健診について

    労働安全衛生規則に基づく健康診断(定期または配置替え等)を行います。胸部レントゲン、心電図、視力検査、聴力検査(オージオメーター使用)、血液検査、尿検査等一部項目のみの健診も受付しています。

  • 骨粗鬆症外来

    この疾患は40年以上前から徐々に問題となっており、当時は寝たきり状態になりやすいと言われていた2大疾患のひとつ、転倒による大腿骨近位部骨折の原因が骨粗鬆症であるといわれていました。(もう一つは脳卒中)
    黎明期には単純にカルシウム不足を補うためのカルシウム製剤、ビタミンK製剤、ビタミンD製剤、さらにエルカトニン製剤、女性ホルモン類似物質サーム製剤が登場、さらにビスフォスフォネート製剤が登場します。これは骨の代謝に関わる破骨細胞の働きを弱めるもので当初は毎日服用の内服薬でしたが、週に一度の剤形が出てさらに月に一度の剤形に。さらには点滴製剤や静脈ワンショット注射製剤も出てきました。最近は毎日自己注射や週1回注射のテリパラチド製剤、半年に一度の注射製剤であるヒト型抗モノクローナル抗体製剤も出ています。骨粗鬆症治療ガイドラインに沿って上記の薬剤を選択し組み合わせて使っていきます。それぞれに長所の短所もあり、費用の問題もあります。副作用も無くはないので、患者さんの状態、体調に合わせてセレクトしてゆくことになります。